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レストランの名物とその進化

レストランの名物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。私は、まず初めにデカ盛りという名前が思い浮かびました。デカ盛りとは、普通のメニューの通常のサイズとは違い、とにかく何でも大盛りにするという代物です。その楽しみ方は、制限時間内に一人でチャレンジして食事代をタダにするものもあり、賞金が出るというものまであります。他にも、レストランウェディングなどで、何人もが食べて楽しむ一種のアトラクションのようなものまであります。

レストランと言うと、かつてはかしこまってお食事をしたり、家族団欒の時間を楽しむためだけに利用するのがほとんどでした。ですが、今では合コンやインターネットのオフ会など、全然面識のない者同士が、同じ空間で食事をするというケースも増えています。そのようなこともあり、もはやレストランは食事をする場所という概念だけでは捉えきれなくなってきているのです。

私がかつてテレビで観た釜焼きピザのお店では、一人の店員がピザ生地を投げ、違う店員がキャッチするという名物もありました。メニューそのものが名物というお店もあります。はたまた、店主の人柄が名物というケースもあります。メニューそのものを名物とし、顧客を引きつける方法は、本来のレストランの形かもしれません。ですが、時代が変化するとともに、お店側にも食事だけでない他の形のサービスが求められているのは明らかです。特に、不況の時代が続く日本社会において、自慢のメニューだけで勝負できなくなってきているようです。理想とされるのは、美味しいメニューと質のいいサービスというものが基本にあって、それプラス何か目新しいものがあるのが正しい形かもしれません。本来のレストランの目的を見失い、エンターテイメント的なものばかり発達しても客に飽きられるでしょう。かつてのレストランの概念のように、自宅では味わえない何か素敵なものがあるお店を顧客は選ぶのだと思います。
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